動画マーケテイングの救世主?アニメーション動画がブラウザから作れる「PowToon」

インターネットが普及し始めたころは回線の速度も遅く、できるだけ軽いページが重宝された時代がありました。

かれこれ15年~20年ほどの時間を経て、現在ではYouTubeなどの動画サイトが人気を集め、企業のウェブサイトでも動画による製品プロモーションビデオや導入事例ビデオを掲載するのが普通になりつつあります。

eMarketerによれば2014年の動画広告費は米国で59億ドルとなり、前年比で+56%も急上昇しているという指摘もあったりして、デジタル広告市場で動画に対する注目度が急激上昇中だということがお分かりいただけると思います。

ただ動画を制作するには、撮影や編集を行う必要があります。さらにアニメーション動画の制作ともなればかなりの手間をかける必要があったりして、自分で簡単に制作とは行かないのが辛いところ。

こんなハードルを解消すべく、クラウドサービスを利用してアニメーション動画が作れる「PowToon」というサービスが登場し、私のまわりで使い始めている方が増えているようです。

ユーザーインタフェースは、映像編集ということで映像の流れを確認するタイムラインのほか、パワーポイントなどを使ったことがある方なら理解できると思われる、ページと背景やパーツとして利用可能なアセットのウインドで構成されています。

PowToon01.jpg

基本的には「ドラッグ&ドロップ」で操作できるようになっていますので、映像コンテンツに興味を持っている方であれば理解しやすいと思います。

制作の流れとしては「ページ」を追加し、「パーツ」を「編集画面」へドラッグ&ドロップしながら、「タイムライン」に沿って動きを指定していくことで制作していきます。

次の図は、入力した文字に合わせてペンで書いているようなアクションを追加してくれるテンプレートを触っているところ

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そして次は、喋りの動きのキャラクターを操作しているところ。

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アニメーションが完成したら、ファイルの書き出し設定を行うことでダウンロードしたりYouTubeへのアップロードが可能です。

PowToon04.jpg

「PowToon」を利用した力作はYouTubeやVimeoからもご覧いただけるのでご興味ある方は「PowToon」で検索してみてください。

最後に、デジタルマーケティングへの取り組みとしてアニメーション動画を活用する場合、その動画がどの程度の長さ再生されたのかを知りたいところかと思います。

そういった要望に応えるサービスとしてUberflipの機能はとても魅力を感じるところがありますので、次回のツール紹介はUberflipにも触れて行きたいと思います。